frei

旧「anney's room」からブログ「frei」だけ引っ越し&残しました

シェンク博士の行方。

昨日の映画に続いて、

今日は例の秘書さんの本

「私はヒトラーの秘書だった」に、ざっと目を通す。

うーん、なるほど。

映画はこの本の一部のシーンしか扱ってない訳ですね。

しかも、私の期待する、

シェンク博士(Prof. Dr. med. Ernst-Günter Schenck)と

最期のシーンにいた男の子について

あまり…いや、全然出てきてないような???

男の子は、まぁ、さておき、

シェンク博士は、重要な人物だったんじゃないの?

って訳で、ネット上で調べれば一発でわかるかと思ったら

意外にも、これが結構資料が少ないような。あれー?

とりあえず、あの後の事を知るために

考えられるパターンを調べる。

1. 逃げ切れなくてあの場で(しそうもないけど)自殺。

2. ソ連軍に連れて行かれた。

3. ニュルンベルグ国際裁判で裁かれた。

しかし、どのキーワードにも、彼の名前はひっかからないような。

で、とりあえず、彼の名前にひっかかった記事

national journal」によると

全文読んでないけど…

...Prof. Ernst-Günther Schenck. Ich konnte ihn in seinem Haus besuchen und mich lange mit ihm unterhalten. Er hatte im Dritten Reich verschiedene Schlüsselstellungen inne, war auch einer der Ärtze Adolf Hitlers.

…エルンスト・ギュンター シェンク博士だ。私は彼の家を訪ね、長い時間話し合った。彼は第三帝国で重要なポジションに就いていたし、ヒトラーのための医者達の一人でもあった。

…と書いてあって、つまりこの発言をしている Uwe Meenen氏が

博士を訪ねられた訳だから、生き残ったみたいですね、博士。

ついでに

Wendepunkt der deutschen Nachkriegsgeschichte」によると…

Wie zu Beispiel auch dem hochrangigen SS-Offizier Professor Ernst Günter Schenck, der in Eichingers Film "Der Untergang" fälschlich als integrer Arzt dargestellt wird.

例えば、地位の高かったSSの将校で、映画「ヒトラー」であたかも高潔な医者として演じられたエルンスト・ギュンター シェンク博士

…などと書いてあるので、するってーと

あの映画で演じられた彼の雰囲気や行動は

実際とは違ったのかえ?…てな気分であります。

うーん。もっと本とか読まないとダメみたい。。。