frei

旧「anney's room」からブログ「frei」だけ引っ越し&残しました

とことこねこ。

夕方は夕飯に備えて、お買い物タイム。

少し肌寒い外に出て、

裏道をのんびり歩いて商店街の方へ。

家族で「猫通り」と名付けた所を歩く時には

辺りを見回しながら、馴染みの猫の姿を探す。

寒い時には、猫も家でじっとしてたいでしょう。

猫が見つからない。がっかり。

と思いながら「猫通り」を通り抜けると

この通りの先の方に、こげ茶の小さい生き物が見える。

あ、猫だ。しかも、まだ幼い。

手前に近所のおじさんが立っていて、

その猫の様子を見ている。

猫は誰の視線もかまわず

こちら側に向かって歩いてくる。

とことこ。

とことこ。

足取りしっかり、ただひたすらに。

とことこ。

とことこ。

私もお買い物のために、猫のいる方へ歩いていく。

てくてく。

てくてく。

ドンドン近づく猫の姿。

彼(?←猫)の視界に私はあるのか?

てくてく。

とことこ。

寄り道しないよ、まっすぐに

どこかへ向かって、マイペース。

私の興味津々の視線も、どうでもいいらしい。

横を通り過ぎても、彼は歩き続けた。

人が怖くないんだね。

押さない、駆けない、しゃべらない。(?)

こんなに落ち着き払った猫の姿を見たのは、初めてかもなぁ。