リファレンスがんばる。

以前「リファレンスを使うと。」にて

無名ハッシュのリファレンスと

普通のハッシュで、

処理速度を比較しましたが。

あれはたぶんリファレンスの間違った使い方で

本来、リファレンスは、いろいろ効率よくしてくれるはず。

そこで、改めてリファレンスを使うと速いって事を証明するために

実験してみることにしたのでした。

main

#/usr/bin/perl -w

use strict;
use Time::HiRes;

my $checkTimes	= $ARGV[1] =~ /^[0-9]+$/ ? $ARGV[1] : 100;
my $timecheck	= Time::HiRes::time;
my $allData	= "";

実験パターン・呼び出し側

print Time::HiRes::time - $timecheck."\n";
exit;

実験パターン・呼び出され側

パターン1

呼び出し側
for (1..$checkTimes) {
	&addString(\$allData);
}

呼び出され側
sub addString(\$) {
	my $allData	=  shift;
	$$allData	.= "test";
}

パターン2

呼び出し側
for (1..$checkTimes) {
	$allData	= &addString($allData);
}

呼び出され側
sub addString($) {
	my $allData	=  shift;
	$allData	.= "test";
	return $allData;
}

これを$checkTimesを100にして

交互に呼び出すのを100回やって平均値を出したら…

■パターン1

　0.000229073

■パターン2

　0.000588298

…結果、予想通り、パターン1が

0.000359225 もの差をつけて、速かったのでした。

うん、納得。