frei

旧「anney's room」からブログ「frei」だけ引っ越し&残しました

幸せの在り処。[1]

それは6月のある日から秘められた計画。

本当は10月中に実行する予定だったけど

仕事で都合がつかなくて。

でも、仕事と友人とどっちが大事?って聞かれたら

きれいごとじゃなくて、本気で友人って答えたい。

だから、前以て休む事を許可をもらって

今日は友人と過ごす日と決めた。

そして、私は仙川の友人のお店へ向かった。

道に迷いつつ、やっと辿り着いたお店は初訪問。

フランスの小さな町にある、隠れ家のお菓子工房みたい。

お菓子作りの道具に、材料の美味しそうなジャムやラムレーズンに

完成して並んでるケーキ達が向かえてくれた。

友人はすでにドアの前で手を振って待っててくれて

あぁ、遂に来たんだって実感。

これが彼女の叶えた夢の形なんだね。

迷子になった後で、お腹がぺこぺこだったから(笑)

早速ケーキセットをお願いしてみたら

ドリンクには、めずらしく中国茶が選べた。

へぇー、ケーキに合うのかな?

イメージでは、ちょっとクセのある中国茶

だけど出てきたものは、軽くて飲みやすくて

一緒に出てきたチーズケーキのコッテリ感を

やさしく拭ってくれる味。

なるほど。これは合うね。じーん。

ケーキはチーズがたっぷりだし

タルト部分は香ばしく、

底に敷かれたジャムが微妙な味で深さを出してて

甘い物が苦手な私ですら、美味しい訳で。

そんな彼女に今回お願いしていたのは

友人komichanさんの息子さんの誕生日ケーキ。

息子さんは、卵と牛乳にアレルギーを持っているのだけど

その彼が安心して美味しく食べられるケーキを

作る事は出来ないかなぁ?って

ケーキ作りのプロである友人に相談したのが6月だった次第。

そして、遂に完成。

おおお。豆乳で作ったホイップがかかってる部分は

確かに普通のケーキとは見た目が違うけど

他はショートケーキそのものじゃないですか!

すごいすごい。

komichanさんと息子さんの反応が早く見たいなぁ…と思いつつ

しばし友人と近況を話し合い、その時が来るまで待つのだった。

[明日につづく]