ぽにょ。
昨日のおかげで、今日はなんだか小顔です(笑)
お暑ぅございます、あにごんです。
今日は「崖の上のポニョ」を観てきました。
水曜ですから、レディースデーの1000円ですわよ、奥様っ。
さて、この映画、観てきた人が
なんだか幸せそうなポヨーンとした感じだったので
一体どういうエンディングなんだろー?と思ったけど。
なるほど。
小難しい理屈抜きにして、なるほどー…と。
設定が大雑把だとかゆー意見があるらしいけど
そこもひっくるめて、意図的にシンプルな方向に向けて、
「勢い」を作品に与えようとしたのかなぁ…。
うーん、難しい事は、不特定多数に何か伝えようとしても、
キチンとは伝わらずに、どっかで曲解されるよね。
って書いてる私も、きっといろいろ曲解してるんだけどさ(笑)
人間はユニークで、それぞれ考え方違うから
同じ価値観を共有・理解するのは無理だよね。
で、だから結局、シンプルが一番強いんじゃないかと。
大人になって知識が増えるのはいいけど、面倒な程、理屈っぽくなったりで
毎日あーだこーだ考えてもキリはなくて、何処を目指して生きたらいいんだか訳わからんくなって、
悩み抜いた果てが、八つ当たりや過剰な自慢や愚痴三昧だったら、
いくら知識増えても、なんもかんも実行出来ないし、脱したい状況も変わらんがな。
だったら、素直なのがいいよね。
きれいだから、描くの。
すてきだから、記憶にとどめるの。
嬉しいから、笑顔になるの。
大好きだから、一緒にいたいの。
そういう「勢い」を、ポニョの映画に感じたのでした。
それにしても、私は結局、宮崎さんのアニメでどれが好きなのか?って聞かれると
そういやぁ、どれって事もないなぁ…と気付いたり。
どれもこれも、宮崎さんが表現したい対象があって、その表現方法が素晴らしくて
あー、すごいなぁー…って、ただただ感心と言うか
ほんとに絵描くの好きなんだね、って思うのでした。