しょーもない事を追いかける。
世間はお盆。
派遣野郎な私には、夏休みはない。
いや、有給休暇がない。
連続して半年以上勤務しないと有休が発生しないのだけど
有休発生したところで忙しくて使う余裕ないし、
そうこうしてるうちに、転職ついでにドイツ留学したので
「連続勤務」でなくなって、さらば有休。
派遣はボーナスもないし、権力もないけど、
まぁ、それと引き換えに「仕事選択の自由」を手に入れてる訳で
自分では納得しつつ、毎日通勤するつもりでいたら
今日は会社自体のお休みデー。
かくして、思いがけず手に入った「夏休み」を堪能すべく
映画を観に行くのでした。
そして、マイノリティーな私が今回観たい映画は
「100万ドルのホームランボール 捕った!盗られた!訴えた!」
一応世間もお盆とやらで、学生さん達は夏休みだろうし
一部の社会人もすでに休みだったりするやもしれんから
多少混雑してたりするかしら?なんて思いつつ
第一回目の上映に行ってみると、観客2名(私を含む)。
わーいわーい♪
いいっ。こういう光景、素敵。
でも、こんなんで儲けあるのかな?大丈夫か、ライズXさん(汗)
さて、内容はタイトルの通り。
カット割が上手だし、無理矢理演出しなくても十分に面白い事実なので
どのシーンもサクサク進んで、ずっとニヤニヤしながら眺めていれました。
それに「sucker」のボールの事も初めて知ったし、
判決も全く知らずに観たから、
なおさら、最初から最後まで「どうなるんだろ?」ってワクワク。
観た後に「で、結局なんなのよ?」って、特に何か訴えたい事がある訳じゃないけど
こういう「もうどうでもいいやん(笑)」って話を丁寧に追っかけて
ドキュメンタリーにしちゃう監督は素晴らしいですなぁー。