frei

旧「anney's room」からブログ「frei」だけ引っ越し&残しました

あれまん。

突然ですが、私が語源に興味を持ったのは

1999年ミュンヘン留学時のゲーテでの先生、

ゲゼラさんの影響が強いのですが。

彼女は中級独語の授業中、ドイツがドイツより西側にある国々から

「アレマウ」とか「アレマニア」などと呼ばれているのは

その辺りの国々から見て「あっちの方がドイツですよ」と示すと

Alamannen地方を指していた事になってたからなのだ、と説明してくれた次第。

例)

イタリア語:La Germania←これだけゲルマニア

フランス語:L'Allemagne←ドイツより西

スペイン語:Alemania←もっと西

ポルトガル語:Alemanha←さらに西

要するに彼らにとって、Alamannen地方が一番身近なドイツで

だから、ドイツの事をAlamannenのような名称で呼んだ、と。

それにしても、Alamannenってどこだよ?

Wikipedia によると、ドイツのフライブルグ近辺とアウグスブルグ近辺、

つまりドイツ南部の一部と、その近辺の

スイス・フランス・リヒテンシュタインオーストリア・イタリアらしい。

へー。

で、そもそも「Alamannen」の語源は何?ってーと。

「『die Männer allgemein』とかって、

古代ローマ人のAsinius Quadratusさんが言ってたらしいでー」と

アガティアスさんが要約してて?

「いろんな人種の男性が混ざって構成してはるよー」って事らしいし。

「wahre, wirkliche Männer/Menschen」

いやはや、真の男性(人々)だ!てな事だって説もあるらしい???

なにはともあれ、ラテン語ですかね…。

やっぱり勉強したいなぁ、ラテン語もorz

それにしても、すごい、アレマン語Wikipedia

D’alemannisch Wikipedia

読めそうで読めない感が、オランダ語に似てますな。