frei

旧「anney's room」からブログ「frei」だけ引っ越し&残しました

好き遊び

9時起床。

今日も良い天気みたいですね、ありがたや。すでにお2人は起きて、1Fにいるみたい。(※ここは2階建て) 着替えて降りていくと、あ、おはようございまーす!

しばらくすると彼氏さんは、お出かけの時間に。いろいろありがとうございました!またいつかお会いしましょう!(^^)/

そして、朝食を用意してくれるミエちゃん。実は彼氏さん、ニンニクが嫌いで食べられないし、匂いも嫌いらしいんだけど、こうして彼氏さんのいない間に、Bärlauch[ベアラオホ] という食べ物を炒めてくれることに。これ、ニンニクの香りのする葉っぱで、野生のものなんだって。で、スズランに似てるんだけど、間違ってスズランを食べると死に至る場合があるから、ちゃんと区別の出来る人に取ってもらうべきらしい。Bärlauchとスズランは、ちょいと生えてる時期がズレるので、その知識があれば間違ったりはしないらしいけど…なるほど、こういう知識は全くない私にとっては、ミエちゃんに紹介してもらわなければ一生食べられなかったかもなぁ(笑)

そんな訳で、確かに軽くニンニクの香がする、その葉とトマトなどの炒め物をメインに、彼女の知人の手作りバジルソースや、パンにヨーグルトで、いただっきまーす♪おぉ、うんうん、全然違和感ないですよ。なんというか、質感はニラっぽいかなぁ?ニンニクの香りも、そんなキツクないし、普通にお野菜としてスーパーで売ってて良さそうな感じです(^^) って、料理の腕が良いのかな?一緒に炒めた野菜の味が染みて美味しいですわー(^-^)

それにしても、今朝もまだミエちゃん、忙しそう。昨晩も連絡取ってたお知り合いさんのために、いろいろ手配しているみたい。でも、やっと手配完了!との事なので、そろそろ外出しましょうか。1泊だけだけど、お邪魔しました(^^) 今度来る時は、お庭にミエちゃんが植えた植物達はどうなっているのかなぁ?

かくして、今度はミエちゃんの車で、まずは最寄の地下鉄駅へ。そこからは、トランクを引き摺りながら、中心地まで移動。ミエちゃん曰く、Kaufhofならコインロッカーが無料で使える所があるんだって。そりゃ、有難い!

が、行ってみると、どういう訳か全ての扉がふさがれてるっぽい。たまたま全部使用中なのか、はたまたコインロッカーの使用を止めちゃったのか、よくわかんない雰囲気だけど、とにかく残念。うーん、こりゃ中央駅まで行って、コインロッカーに預けてくるしかないかぁ…と思ってたら、ミエちゃんの提案で、彼女のお店で預かってもらおう!という事に。え"ー!いいんですか?(^^;

そんな訳で、今日は開店中のお花屋さんの中まで入って、ミエちゃんの同僚さんにもご対面。どうもどうも、勤務中失礼します…。やや不安に思ったトランクの事は、ミエちゃんが話すとあっさり快諾。あらー、ありがとうございます!ぺこり。って、本当はこんな事でお店のスペース使っちゃダメよね(^^;;;

そこまでして、いそいそと向かう先は、丁度本日オープンの無印良品。実はミエちゃんが無印良品を大好きで、この日をずーっと心待ちにしていたそうな。店が完成する前から、開店日はいつになるのか様子をうかがって、お花屋さんの同僚さん達にも、散々宣伝しておいたそうですよ(笑) って訳で、この同僚さんにも「この後、とうとうあの店に行くの!(^-^)/」とミエちゃんが伝えると、同僚さんも「あぁ、あの店ね!」と、すでに全て理解している模様(笑) って、ミエちゃん嬉しそうだねぇ!(^^)

途中、通りがかった市庁舎裏の、でっかいサッカーボール型のW杯チケットセンターらしき建物を撮影しつつ、郵便局に寄ってもらって、記念切手を買い絵葉書を投函したら、さぁ、お待たせしました。無印良品ですよ!

そして向かうは「Fünf Höfe」[フンフホーフェ] という一画。私が住んでいた頃には、まだ完成してなかったので、私にはそれほど馴染みはないんだけど、昨年もチラっと寄った場所で。沢山お店が入っていて、なんかお洒落な感じになってるんだよね。

その中のどの辺りに無印良品が入ったのか…は、私が探す事なくミエちゃんが先導して、サクっと到着。おぉー、綺麗ですねぇ。

外国でポピュラーな「お寿司」や「漫画」じゃない日本発の店を、ドイツ人の方々がどんな風に受け止めてくれるのか少し心配だったけど、結構人が入ってるみたい。よかったよかった。

どうやら1Fは文房具の類があって、奥行きがあんまりなく狭いんだけど、2Fもあるらしいので、そっちに行ってみると…おぉ、結構広い売り場じゃないですか。大部分の商品は、日本向けの商品をそのまま輸入したらしく、それぞれの商品に貼ってある値札シールはそのまんま日本語なんだけど、中には日本では売ってないと思われるような英語で値札の書かれた商品も。おまけに、イギリス店から在庫処分品を持ってきたのか、初日だと言うのに、セーターっぽいものが、すでに安売りされてるよ。へぇー。

それが結構、かわいいデザインだったりしたもんだから、私も買おうか迷った程なんだけど、いや待て、今日はすごく暑いよね(^^; しかも、これから季節は夏になっていく訳だし、なにもここでわざわざセーターの類を買わなくてもねぇ…と自分にブレーキ。

そして、ミエちゃんは?と言うと、ドイツ在住な訳だから、久々の貴重な無印良品で大喜び。身体中からウキウキ感を放出しながら、あれこれ手に取っては「あ、これ後で買いに来よう」とか試着したりで、結局、その場で数点お買い上げ!すごい。本当に好きなんだねぇ(^^)

ちなみに、物は中国製かトルコ製が多く、お値段は良心的で日本とさほど変わらない物が結構ありました。でも、さすがに大きな物は運送料がかかったのか、日本より高くなっちゃってましたが。文房具なんかは、ほんと普通にドイツの文具屋さんで売ってる物と比較しても、そんなに高くないから、これならドイツ人にも売れるんじゃないかな?(^^)

余談・Süßer Senf

独語版ウィキペディアに記載されている、SüßerSenfの要約は以下の通り。

- Süßer Senf は、別名 Bayerischersenf[バイエリッシャーゼンフ] あるいは Weißwurstsenf[ヴァイスヴルストゼンフ]

- 荒く挽き、部分的に煎ったカラシ種からできている

- 砂糖、甘味料や林檎ムースによって甘く味付けされている

- 主に Weißwurst[ヴァイスヴルスト](ミュンヘン名物の白くて太いソーセージ) や Leberkäse[レーバーケーゼ](バイエルン名物のフワフワした四角いソーセージ) と一緒に食べる

- 初めて生産したのは、1854年 Develey社

- オーストリアチェコでも、様々な種類のSüßerSenfが知られている

そんな訳で、大きな紙袋を抱えたミエちゃんと一緒にお店を出て、続いて向かうはスーパー「miniMal」。ちょっとお土産を買っておきたくてですね。母がSüßerSenf[ズーサーゼンフ](甘いからし)を好きなんだけど、手軽にドイツのどこでも入手出来るんだろうと思い込んでたら、確か前回の旅行の時だかに、フランクフルトで入手できなくて困ったんだよね。そしたら、どうやらバイエルン州の名物らしいので、わざわざこうしてミュンヘンで買っておこう、と思った次第。てな訳で、適当にDeveley社の「Develey Münchener Senf, süß pikant」を選んで購入。0.85euro(123円程)也。

さて、そろそろ休みたいところですが、ミエちゃんお勧めのレストランへ行く事に。連れて行ってもらうと、そこは今まで何度も通りがかってたのに入った事のなかったフラウエン教会の側にある「Nürnberger Bratwurst Glöckl am Dom」でした。天気が良いので、今日は外でもお食事できますね(^^) すでに沢山のお客さんが飲み食いしているところをかき分けて、1つのテーブルの席に座って、早速注文するのは、ビールとニュルンブルガーソーセージ。すると、ウエイターさんが「Kräuter?」[クロイター] と聞いてきた。思わず、「薬草」と言っているのかと思ってしまったんだけど、実はこれ「ザワークラウト」の事でした。そっかー、そんな解釈もあるんだな。って訳で「ソーセージの付け合せにザワークラウトは必要ですか?」って意味でした。

そして、やってきたビール(私のは黒ビール)を、んくんく飲み始めると…くぅーっ、やっぱりなんと言ってもビールは、バイエルンが美味しいなぁぁぁ!私はビールって、あんまり辛口は好きじゃないんで、こういう奥行きがあって、濃厚でほのかに甘く感じるくらいのバイエルンのWeizenbier[ヴァイツェンビア](小麦ビール)が大好き。しかも、黒ビールですよ。ちょっと黒砂糖っぽいコクがたまらんでしょうー(^-^)/

さらに出てきたソーセージは、ちゃんと炭焼きしてあって、これまた味が深いっ。表面は炭焼き独特の香ばしさがあって、中はジューシーな肉に薬草味が軽く効いてて…あ"あ"あ"、こりゃたまらん。これだから、やっぱりドイツに来る度に、バイエルンに寄っちゃうんだよなぁ。

そんな訳で、至福の時を過ごしていると、そろそろお時間です。ミエちゃんに、思いがけずおごってもらっちゃいつつ、バタバタとまずはお花屋さんにトランク回収へ。今度は違う同僚さんにもお会いしたりしつつ、お礼を言ってお店を去り、さぁさぁ中央駅へ。

ところでこれから乗るのも、またICEなんだけど、どうやら混雑の予想される電車なので、指定席券を買いたいところ。急いで自販機で購入しようと、目的の電車の情報を表示させてみると、満席なのか指定席を扱ってない。ガーン。また座れないのかなぁ…。(※追記:どうやら電車出発時刻の10分前までしか指定席券は買えないのかも?ちなみに指定席券は、ネット上か自販機で買うと1.50euro、窓口だと3.00euroらしい)

しかし、つべこべ言ってる場合じゃないので、足早に車内に入ってみると、意外に空席があったりなんかして。あれれ?(^^;? なにはともあれ、一緒に座席を探してくれたミエちゃんは、そろそろ降りないと電車が出発しちゃうよね(^^; ほんと、いろいろありがとう!楽しかったし、いろいろ刺激になったよ、またねー!(^-^)/

そして、15時半、次の目的地マンハイムに向けて出発したICEの車内で、めでたく空いてる席を確保。ゆったり座って3時間程ボーっと過ごしていると、18時26分到着。

さて、ここで会うのはリンダちゃん。すでに昨日ネット場でサイトを経由して、彼女の携帯に電車の到着時刻と到着ホーム番号をSMSで送っておいたんだけど。迎えに来てくれてるかなぁ?電車から降りて、トランクを引き摺りながら、3番線のホームの端から端まで見渡してみるものの…いない。う"ーん"。

仕方ないので、ホームから中央駅構内に移動して公衆電話で彼女の携帯に電話してみると、確かにリンダちゃんは、この駅構内にいるらしい。って、一体どこに?(^^;? かくして結局、私がいる地点まで移動して来てもらって、やっと再会!久しぶり(^-^)/ おっと、彼氏さんも一緒ですか。どうもです(^^)/

そして、どこに居たのか聞いてみると、違うホームで待ってたんだそうで。どうやら私がハンブルグからマンハイムを目指してくると思ったので、その路線の電車のホームに居たんだって。あれれ、そうだったの?そっか、ミュンヘンへ行ってきた事、伝えてなかったっけ。って、いや、私、ICEの路線番号とか、到着ホーム番線もSMSしたよね?(^^; よっぽどDBの時刻表を信じてないだろうか(苦笑) いや、それとも私自身を信じてもらえてないのか?(^^;;;

なにはともあれ、そのまますぐに駅の近くのリンダちゃん宅へ。ここは5F建てだかなんだけど、ドイツじゃ典型的な話で(?)エレベーターがないんだよねぇ。いや、あるのかもしんないけど、普通は使えないようになってるのかもしれない。とにかく、毎度の事だけど階段がキツくて、ぜーぜー言っちゃうんだけど、今回は彼氏さんがトランク持ってくれたので多少楽です。ありがとう(^^)!ちなみに彼氏さん、すでに会社が終わって帰宅した後なのだそうですよ。仕事あがるの早っ。

そして、息を切らしながら着いた彼女達の家で、アップルジュースをいただきつつ、お話開始。ほんとご無沙汰してたねー。何やら昨日までだか、大学か何かのプロジェクトに参加して、アルバイトで母国語のスペイン語を使った作業をしてたそうで。でも、基本的には、まだ大学生。引き続き、数年はドイツの大学に通わないと卒業出来ないそうですよ。そっかー、やっぱりStudiekolleg(大学入学資格を得る学校)から勉強し始めたから、大学卒業までは時間かかるんだねぇ…。

そんな中で、1年の間に起きている事は、いろいろあるもんで、お互いの共通の友人bossanoovaさんが、結婚してお子さんが出来るそうだよー…と伝えたら、彼女すごく喜んでました!(^^) でも、リンダちゃんに続けて「それで、あにーは、その手のニュースはどうなのよ?」と話題を振られて何も言えずに、速攻でガッカリさせてしまいましたが(笑)

かくして、プログラマーの彼氏さんとは、携帯電話のオタクな話をしてみたり過ごしていると、後ろで流れてたラジオの話題から展開して、突然「TOKIO HOTEL知ってる?」と聞かれる。あ、知ってます(^^; 私の大好きなダニエル君が、彼のコラム中で良い評価してたからね(笑) なんかボーカルさんが、少し日本のヴィジュアルバンド真似したような格好の、ドイツの若い男の子のバンドだよね。ドイツの若い子達からは支持されているようだね。

そしたら、それが今、リンダちゃんと彼氏さんの間でも大流行だそうで。・・・って、いや、悪い風に流行ってるんですが(^^; とりあえず、2人の間では「歌が下手だし、格好が変だし、どこがいいんだ?」という評価らしく、しかし、それを素直に言うと、つまらない。かくして、彼氏さんが言うには「リンダはねぇ、ほんとTOKIO HOTELが大好きなもんだから、寝室に彼らのポスターをはってるんだよ」。対するリンダちゃんも「いやいや、本当は彼の趣味なのよー。好きで好きでしょうがないって言うからさぁ」と言い返している次第(笑)

すると彼氏さん、本当に寝室から、そのポスターを持ってきて見せてくれると、バンドのメンバーの顔にヒゲだのなんだの書き足してあったり、変なセリフが書かれてて、落書きの嵐。・・・君達、やってる事が思いっきり小学生レベルなんですが?(笑) って言うか、なんでそんなポスター、本当に持ってるの?(^^;

てなこったで、ビールとピザで夕飯いただきつつ、そんな2人のお遊びを眺めて過ごしていると、気付けばもう真夜中。ひたすら、TOKIO HOTELネタで過ぎた夜でした(笑) おやすみなさーい(^^)/