frei

旧「anney's room」からブログ「frei」だけ引っ越し&残しました

ザルツブルグ。

窓の外ときどき屋根から、ドカンと雪が落ちていく音がする…。

でも、なんかグッスリ寝れたなぁ…。みえちゃんは学校があるから、早朝起き。一緒に起きて朝食のフレークをいただいた。美味しい〜(^-^)

しかし昨晩は結構遅くまで一緒に話しちゃったなぁ。昨年7月に来日した彼女のお友達についても、一緒に話すのは初めてだし、会ってない間にお互いいろんな事があったねぇ。そんなみえちゃんは、今年の夏?に大学卒業らしいし、そろそろ永久ヴィザの取得が可能になるとか。へぇ…そうなんだ。ヴィザに関しては、ドイツで何度も見聞きしてるけど、私にとっては訳わからん状態で、それぞれの都市の役所の係の人の気分次第って気もしなくもないが(笑) 結局のところ、何が正しいんですかねぇ。

余談、Aufenthaltserlaubnis(滞在許可証)
AUFENTHALTSTITEL.deによると、2005年1月1日よりAufenthaltserlaubnisはNiederlassungserlaubnisになるっぽい。で、その手の事を定めた法律AufenthGによるとNiederlassungserlaubnisを取得するには、いくつか条件があるらしいが、その中に「5年間ヴィザを取得していた人」とある模様。その他、条件がダラダラ並んでて全部読む気は失せるけど(苦笑)、簡単にまとめると要は、独語がちゃんとできて、過去3年間に犯罪を犯してなくて、60ヶ月以上年金とかそれ相当の物に払ったりしてて、生涯ちゃんと生活費を工面できる人って事なんかな。

なにはともあれ、みえちゃんはこれから卒業後の展開に向けて、忙しくなるんだろうなぁ…。ドイツに残るにしろ、日本に帰国するにしろ、とにかくいろいろうまくいきますように! そんなこったで、朝はあまり話してる時間もなく、彼女は学校へ。夜遅くにお邪魔した上に、あまり滞在できなくて、慌しくてごめんね。また次回はゆっくり会えるといいね(^^)

さてと。私も準備をして、出掛けなくっちゃ。

フライジング街中それにしても、せっかく来たのだから、フライジングの街を写真撮影しておきたいもんだ。なんかね、前回も来て思ったけど、小さい街ながら雰囲気はいい塩梅なんだよね。

とは言え、今日は昨日の雪が残ってるし、天気があんま良くないから、いい画が取れそうもないのが残念なんだけど。ちなみに中心地の商店街には、それぞれの店が、それぞれの特徴を活かしたクマの像を置いてまして、フライジングのシンボルはクマなんだそうな。その像も面白いんだけど、あまり綺麗に写りそうもないので、興味のある方は直にフライジングでご覧ください(笑)

教会…とまぁ、まったり散歩気分で駅に向かって歩いてると、これが結構、遅刻気味だと言う事に、ふと気付く。…ってーか、もっと前以て調べておけ>自分つっこみ(笑)

てな訳で、11時28分発の電車にゆられ、次の約束の地、Karlsplatzを目指す。目指すがしかし…S-Bahnでは、例の工事のせいで中央駅からKalrsplatzへは行けないのか?、11時56分に中央駅到着。そして、電車から降ろされる乗客達。

やばいな、ちょいと遅刻だわ、これ(汗)

そこで急いでSMSで遅れる旨伝えておいて、面倒なので駅から走って、Karlsplatzへ向かう。はぁはぁ。ってーか、待ち合わせ場所を具体的な番地で示されたんだけど、それってどこなんだ?現地に行けばわかるかと思ったけど、想像してた場所とは違う場所にあるっぽい。うえーん。

って訳で、結局、10分遅刻で待ち合わせ場所に到着。その場所には、背の高い男性が、通りがかりの女性に道案内をしていました。あ、この人だな。

さてさて、この方、一体何者なのかと言うと、詳細はまだ伏せるけど、とにかく私のサイトを介して知り合った方でして。かと言って、お友達って訳でもなく、ちょいととあるボランティアを今後するにあたり、打ち合わせを軽くするために、ここで会う事になった次第。

かくして、「初めまして」から挨拶して、彼の話す独語を聞いてみると…あぁ、なんとか聞き取れる範囲です。よかった。バイエルン訛りとか、若者言葉で早口で話されちゃうと訳わかんないんだけど、彼のはちゃんとした標準独語ですね。

しかし、彼は実は今、お昼休みでちょいと時間がある程度で、13時には会社に戻らないとアカンので、急いで2人で近くのイタリアンレストランへ。ピザを頼んで食べながら、お互いの自己紹介と、ボランティアの内容について、軽くささーっと話してみるも、ピザがでかくて、切るのが大変で、話してる余裕があんまりないんですけど(^^;;;

なにはともあれ、ボランティアする事は決定したし、まぁ、こうやって直接お知り合いになれた訳だし、わかんない事あったら、国際電話してでも後で話せばいいやね…って結論に至り、このピザをおごっていただいちゃいました。ご馳走様でした(^^)

ちなみに彼はシュトゥットゥガルト出身なので、本来はそちらの訛りで話すそうな。でも、こうやってお仕事っぽい場所では、ちゃんと標準ドイツ語で話そうと努力してて、ある意味頭の中で「翻訳」をしているために、話すのがやや遅くなっているとか。本来の訛りで話したら、もっと早口になるかも…とのことでした。そっかー。そうなんだ。だから、ゆっくりで聞きやすかったんだな。

そんなこんなで、打ち合わせ終了。お次の約束の地Olchingへ。そこは行った事ない場所なんだけど、S-BahnのS8で西に8個目だそうで。どんな所なんだろな。

かくして、急いでまた中央駅まで歩いて行ってS8に乗り、途中で杏さんに電話して、駅まで車で向かえに来てもらう事になったはいいが、実際に駅に着いてみると改札口が2つ。それもホームの一番前と一番後という極端なパターン。うーん、どっちに向かえに来てくれるのかな。

オルヒング一か八かで一番前の改札を出て見ると…なるほど、どちらから出ても同じ道路の前に出るみたい。じゃ、ここで待ってれば、杏さんが見つけてくれるかな。

それから10分程した時、とある車が反対車線の私の前辺りで止まり、車内から誰かがこちらを見ていたので、てっきり杏さんかと思い、ニコニコ浮かれながら車まで近づいてみると…違いました(^^; 私の隣で同じように車でのお迎えを待っていた、おばさん達のお知り合いでした(笑)

そんなこったで、結局、杏さんが来てくれたのは、到着から20分程経過してから。うわー、ほんっとに久しぶりっ!(^^)/

早速、彼女が運転する車の助手席に乗って、話し始めると、なんと実は第二子のお子さんを1週間前に出産したばかり、とのこと。えー!それって、ドイツじゃ普通なの?退院できちゃう訳?と聞いてみたら、やっぱり少しばかし早くしてもらったそうで、2才になる長女が寂しがるって理由で退院した次第。へー。そうか、長女ももう2才になるんだー。

あ、ちなみに勿論会話は独語。でも、杏さんの独語は全く問題なし。とても4年程ドイツを離れてたようには思えない程です。

彼女の家に到着すると、彼女のご両親がお出迎え。そう、実は第二子出産にあたり、中国からいらしてるんですって。初めまして〜。ペコリ。しかしだ。お父さんはわずかに独語がわかるが、お母さんは独語はサッパリで、英語が少しわかるとのこと。うーむ、英語ですか。とりあえず、ないす とぅ みーちゅー(汗)

そして、奥の居間にお邪魔すると、小さいベットが1つ。おぉ、この中で静かに眠る赤ちゃんが、生後1週間なんですね? 聞くと性別は男の子だったそうで、もう名前は付いていました。おー、ちっこいなぁ(^-^)

かくして、その部屋でコーヒーをいただきつつ、2階に上がってしまったお父さんを除いて、つまりお母さんと杏さんと一緒に、静かに会話。長女は何語で話すの?とか、今後杏さんは働いたりするの?とか、いろいろ質問してみると、杏さんは全て独語でパーフェクトに答えてくれます。いやぁ…しかし、それをお母さんにもわかるように、配慮しないと申し訳ないですよね?うーんと、英語では何て言えばいいんだっけなぁ…・・・・・・・・・忘れました(苦笑) ほんとミュンヘンで英会話習ってた時は、もう少しマシだったんだけどなぁ。

仕方ないので、その場にあった「せんせい」みたいな玩具を使い、漢字と数字で会話開始(笑) ってーか、ほとんど自己紹介を書き並べただけなんだけど。まぁ、何も通じないよりはマシかなぁ…って思ってね。

ちなみに杏さんは、この先、また働きたいんだけど、子供次第な感じだし、さらに旦那の仕事次第では、またアメリカに行く可能性もあるんだって。そっかー。でも、アメリカの大学でMBA取ったんだとかゆーし、英語も独語も中国語も話せるから、どこに行っても職がありそうだなぁ。

いやはや、ほんと次回はどこで会えるのかな。彼女の将来も楽しみだなぁ。すでに独語・英語・中国語を同じく話しているらしい、2才の長女の今後もね(^^)

そんなこったで、すっかりお母さんのやさしい顔で、長男の面倒を見る彼女を見れたり、1999年に私の下手な独語に付き合ってくれた事に改めてお礼を言ったりしてるうちに、そろそろ出発しないとヤバイ時間となりました。

短い時間で、本当にごめんね。旦那さんにも、よろしく伝えてね(^^)/

こうして、再び車で駅まで送ってもらい、中央駅に戻ろうとすると…電車の本数が予想以上に少ない。うーん、こりゃ本気でマズイかも…。

やっと来た15時19分発の電車で中央駅まで向かい、急いで9番線のザルツブルグ行きRB(鈍行電車)の所まで走っていくと、切符を買って振り向いたその先は、すでに電車が去った後でした。あうー(涙)

あああ。ホテルは一応、18時までにチェックインしろって書いてあったんだがなぁ…。次の16時48分発のRBに乗ると、ザルツブルグ着は18時過ぎだよ。うーん。

そこでもっと速い電車に乗ろうか迷い始めるものの、Zuschlag(特急)代がいくらかわからない。切符の自販機で、調べようにも、乗車券+特急券の販売はチェック出来ても、特急券のみの販売は見つからない。困った。

仕方ないので、急いで駅のインフォメーションで「ザルツブルグに行きたいんだけど。普通の切符買っちゃったんだけど、特急に乗りたいのよ。いくら追加で払えばいい?」と聞いたら、応対したおねーさんは不機嫌な顔で何かを調べるなり「15番線」と一言。はい?なんですか、それは???ってーか、どこ行きの電車に関する事を言ってます?

すると、隣で様子を見てた同僚らしき、おにーさんが突然大きな声で「ザルツブルグ行きでーーーーす!」と、ふざけながら答え、さっきのおねーさんを含めて他の同僚と一緒になって笑い出す始末。いや、それはいいから、そうじゃなくて、特急代はいくらなんだ?って聞いてるんじゃないかよ(怒)

そしてやっと料金は3euroなんぼで、インフォメーションじゃ買えないから、窓口で買えと指示されたんだけど、窓口は今めちゃめちゃ混んでるから、特急にも間に合うかどうか…。だいたい窓口が混んでるのを知ってるから、インフォメーションで金額だけ確かめたかったんだけどね。あー。もういいや。だったら素直に次のRBで行こーっと。

そんなこったで、次の電車まで時間が沢山あったので、再び駅前のネットカフェへ。Your-SMS.comを日本から利用して、ドイツの携帯にSMSを送信した時、そのSMSに返信された内容が、このサイト上で見れるって言うんだけど、友人達が試しても成功しなかったので、自分で実験をしてみる。まずは自分の携帯宛てにSMSを送信。それに返信をしてみると…あれ。ちゃんとサイト上で見れるじゃん(^^) どうも「SMS ohne Absender」を選択して送信すべきだったのかもなぁ。今まで散々「SMS ins Inland」で送信してたから失敗してたのかな。

なにはともあれ、1つ確かめたかった事を実験出来て満足したところで、そろそろ電車の時間です。

乗り込んだ電車で空いてる席に座って、そろそろ薄暗くなってきたミュンヘンを出発。途中、女性の車掌さんがやってきて「この電車はFreilassing駅で後ろ2両が切り離されちゃうから、ザルツブルグに行きたいなら、前の方の車両に乗り換えてね(^^)」と親切に教えてもらい、試しに少し前の方の車両の席に移動してみると、老夫婦の相席(?)となりました。どーも(^^)

彼らは何やらプライベートな話を、ずーっとしてて、でもなんか、ほんわかしているムードだったので、それをBGMにして車窓を楽しむ。うーん、なんか…ミュンヘンよりも積もってる雪の量が増えてきてるような気も(汗)

夜中のホテル前そんなこんなで、途中で老夫婦は降りて、18時44分にザルツブルグに到着。さてと、急いでホテルに向かわないと。

とは言え、今回のホテルは初めて行く場所だし、地図もないので、イマイチ無事到着できる自信がない。駅前でタクシーを捕まえようかと思ったら、これが全くタクシーが見当たらないので、すでに暗くなったザルツブルグの街を歩きだしてみる。

って、よく考えると、ザルツブルグって結構頻繁に来てまして。たぶん今回で7回目。だから、頭にはすでに地図が記憶されてて、見覚えのある景色を辿っていくと、ちゃんとホテル近くまで来れた模様。しかし、さすがに通りの名前までは知らないので、丁度通りがかった小学生に、ホテルのある通り名を告げて、どう行けばいいのか聞いてみた。

が。ごめん、知らないなぁ…とのこと。うーん?もしかして、私が通り名を記憶違いしてるのか?(汗) ・・・そのとーり(^^;/ さっきの小学生、困らせてしまってごめんよぉう。かくして、今度は正しい通り名を、その辺りを歩いていたおじさんに聞いてみると、「それなら、すぐそこの突き当たりにある大通りだよ」とのこと。おぉ、ありがとう(^-^)/

こうして、やっとこさホテルに到着したのは20時近く。18時までに着けなかったけど、予約は解除されなくて済んで、無事チェックイン。はぁー、よかった。疲れたけど、お腹空いたから、まずはどっかに出掛けて、夕飯食べて来なくっちゃ。

荷物を部屋に置いて、再び外に出ると、やっぱり20時以降は、大部分のお店が閉まっている模様。Getreidgasseの方に行っても、NORDSEEもマクドもやってない。お、でも御馴染みのSPAGHETTI & COは開いてるやん。

って訳で。どういう訳か、ザルツブルグに来ると、必ず寄ってしまう運命にある(?) このイタリアンレストランで、前回食べた時同様に、ゴルゴンゾーラペンネとビールをいただきました。へへへ。美味しかった。9.80euro(1323円程)也。勿論、チップを追加してあげましたが。ってーか、本当はオーストリアなんだから、ビールよりもワインを飲めよっとか、なんで昼も夜もイタリアンなの?って感じなんですけど(笑) まぁ、イタリアン好きだから、いいじゃないっすか。

なにはともあれ、食事も済んだし、ホテルも無事見つかったし、はぁー、大満足。ホテルの部屋に戻って、久しぶりに一人でTVつけっぱなしで、リラックスしながら、ベットにもぐりこんだのでした。おやすみなさーい。