frei

旧「anney's room」からブログ「frei」だけ引っ越し&残しました

マンハイム。

昨晩、洗濯をした。いや、していただいた。

保子さん宅の洗濯機の使い方が、わからんかったので、使い方を教わろうと思ったが、とにかく疲れて眠いし、もう洗濯はいいよー…と諦めかけ、今日の朝、風呂場で手洗いさせてもらおうかと思ったら、節水モードのため、それはかえって迷惑になるそうで。

ドイツの家賃というのは、家賃に水道代&電気代&暖房費が含まれている場合と、そうでない場合があるけど、ここは含まれているそうで。つまりは、私が多く水を使うと、余計に支払わなければならないのは大家さんになるそうで、大家さんに迷惑をかけないようにするには、節水するしかないのだった。

勿論、一番最初に保子さんには、滞在費としていくらか払わせて欲しい…とお願いしたのだけど、思いっきり断られた挙句、「もし払うんなら、泊まらせないからっ。ホテルにでも泊まって」と言われてしまった次第(^^; う"ーん。仕方ないので、代わりに何かプレゼントさせて欲しい…と提案の上、仕事上で必要そうなプリンターでもいかがで?と、ここ数日Zeilで値段見たりして、頑張って提案し続けているのだけど、やんわり断られていたりして。あうー。本人にとって余計な物を買って、迷惑かけるのも嫌だしな。困った困った。

そんなこんなで。昨晩、洗濯が終わったのが0時過ぎ。従って、今朝もねむねむモードで起床(^^; …ってーか、表向きドイツ行きは「静養」に来てる事になってるんだけど、こんな寝不足な生活でいいのか?いいんです。心の「静養」に来てるんだし。(←自己完結)

リンダちゃんとは?
前回留学時にハイデルベルグの学校でのクラスメートになったボリビア人女性。2才くらい年下で、かつてミュンヘンに住んでいた。彼氏はドイツ人。現在、ハイデルベルグ大学で勉強中。

なにはともあれ、今日も大変です。夕方、リンダちゃんに会いにマンハイムに向かわないとアカンのですから。とにかくそれまでに、お昼を食べて、少し身体を休めておかないとね…ってーんで、またtoomに行ってお買い物。

それにしても、昨日はせっかくフランスに来たってーのに、デジカメの電池がもう切れてしまって、十分に撮影できなくて残念だったなぁ。っちゅーこっちゃで、toomで電池買いました。ドイツは相変わらず、電池が高いです。長持ちしそうな種類を買ったせいもありますが、4本入りで6.49euro(876円程)でした。日本じゃ、いつも100円ショップで買ってるから、このギャップは大きいですなぁ。しみじみ。

それから、お昼御飯とお土産も少々。

Mini-Imker-Spezialitaten(ハチミツ) 1.99euro

出前一丁 シーフード 0.49euro

出前一丁 チキン 0.49euro

Dr. Oetker Kaltschale(インスタントデザート) 0.99euro

Dr. Oetker SüßerMoment Nuss Nougat(インスタントデザート) 0.49euro

Dr. Oetker SüßerMoment Griessbrei Vanille(インスタントデザート) 0.49euro

Pfanni Kartoffel Püree Komplette(マッシュポテト粉) 0.89euro

Dallmayr Prodomo Kaffee(コーヒー豆) 2.99euro

Ehrmann FrühlingsTraum Kirsch Rote Johannisbeere(クヴァーク) 0.25euro

Waldfruchtジャム(森の果実ジャム) 0.79euro

白ワイン 4.75euro

Sonnen Bassermann Nürnberger Rostbratwürstchen 2.59euro

この中の Nürnberger Rostbratwürstchen と FrühlingsTraum をお昼にした訳ですが。ちなみに私はドイツのソーセージで一番好きなのは、ニュルンベルガーでして。あれを焼いて食べたいところなのですが、他人様の家で勝手に調理すると、あれやこれやと洗い物が出て、これまた水だの電気だの使ってしまうと思い躊躇してましたら、前者のような「ソーセージ+ザワークラウト+マッシュポテト」という、理想を絵に描いたような、インスタントなセットが売ってた次第。

で、これなら電子レンジで4分程チンすればいいだけらしいので、家に戻るなり、ワクワクしながらパッケージを開けたらですね…

…なんか、イメージ違いませんかね?(汗)

とにかく、見た目はいいとして、味は良いのかもしれん…と思い、まだワクワクしながら、電子レンジが、ごーーー…って言ってる間も、フォーク片手に待ってたんですが。・・・ですがっ。なんつーか。あの訳のわからない、赤っぽいソースが大失敗なんじゃないかと(汗) せっかくのソーセージの旨みが全てソースに溶け出しててですね、代わりにソースの塩っからい味が、ソーセージに染み付いてるんですよ。うー(涙) 違うよぉう。本当はこんな味じゃないはずだー。

おまけにザワークラウトは、妙なクセのある味で、ドイツの美味しいのとは、また違う感じ。マッシュポテトも深みのない、ふわふわした何かを食べているだけ…という感じで全滅。あああ。期待してたんだけどなぁ…。

なにはともあれ、こんな事で悲しんでる場合じゃありません(笑) 今度フランクフルトに戻ってくる時には、すでに帰国直前になるはずだから、荷造りしとかないとヤバイです。あわわ。

かくして、荷物と格闘すること2時間。気付けば、もう出発の時間です。S-Bahnで中央駅まで行き、17時半発の12番線のRB(鈍行電車)に乗り込み、いざマンハイムへ。運賃は13.30euro(1796円程)也。

ちなみに。昨日の帰り、フランクフルト駅から保子さん宅までのS-Bahnの交通費は実は無料でした。というのも、保子さんが、その区間の年間定期券を持っていて、その券のおかげで土日祝日と平日19時以降は同行者は無料なんですって。有難や…。

さて、話を戻して、このマンハイム行きの2階建ての電車内は、なんだかとても懐かしい雰囲気。というのも、前回留学時に、毎日学校のあるフライブルグから、住んでいたシュタウフェンまで電車通学せなアカンくて、その途中の、バットクロッツィングまでの電車が、こんな感じだったからです。そして、いつも決まって1階の席の2人掛けの席に座って、30分くらいボーっと過ごしてたんだよね。いやはや、よく通ったなぁ。

センちゃんとは?
前回留学時にハイデルベルグの学校で、一時的にクラスメートになった上海出身の中国人女性。私より10才年下で、出会った当時、彼女は日本&日本人嫌いでしたが、一緒にいるうちに打ち解けてくれて、日本語を習いたいとまで言ってくれるようになった、私のかわいい妹のような存在。ハイデルベルグ大学で数学を専攻。

そんな思い出に浸っていると…そうでした、明日ハイデルベルグで会う予定のセンちゃんとも連絡を取らなくっちゃな。ってーんで、携帯で彼女の家に電話して、「明日一泊させて欲しいんだけど」と言ってみると、「えー!たった一泊ぅ!?」とのこと。なにやら私がメールや電話で前以て「行くからね」と言ったのを聞いて、彼女の元で1週間くらい滞在していくのかと思ったらしく「いっぱい食料買っちゃったよぉう」と言われてしまいました(^_^;;; ご、ごめん。とにかく今回は、ほんと時間がないんだよなぁ。

すると「明日なるべく早くハイデルベルグに来るように!」と言われてしまい、早ければ朝の8時には行かないといけないらしい…。いや、それって無理ですから(^^; ってーか、あなた学校はどうするのよ?と聞いたら「いいのいいの。1日くらい休んだって」だそうで。あの、確か彼女、今、なんか大事な試験の真っ最中じゃなかったか?(汗) 頼むー、ちゃんと学校に行ってくれー…。

しかし、そんな忠告は無視するように話は進み、結局、明日午前中から会う事に。あ"あ"あ"。もう知らないぞ(涙)

そんなこったで、10才年下の子に負けてる あに山ですが(苦笑)、電話を切って気付けば、もう19時11分でマンハイムに到着。いやー、まずはリンダちゃんと再会ですね。

ところが、駅に着いてホームを探しても彼女の姿はない。駅構内のインフォメーションの前に行ってもいない。おかしいな?

急いで電話してみると、応答したリンダちゃんは、まだ家にいるとのこと。どうしたのかと思ったら、前日に送信しといたはずのSMSが届いてなかったんだってさ。そっかー、確認の連絡をすべきだったな。ごめん。

でも、リンダちゃん宅は駅から、そんなに遠くないので、「待っててね、今すぐ行くから!」と言われて、10分後には彼女に会う事ができました。おぉー、久しぶりぃーーー!

いやはや・・・再会まで長い道のりでした。その間、一番連絡を取っていたのは彼女でしょう。私が苦しい時、彼女は心の支えになってくれた人のうちの1人で、大事な人で感謝してるだけに、こうして会えた事は本当に嬉しい。嗚呼、よかった、ドイツにまた来れて。

彼女も再会をとても喜んでくれて、「まるで夢のようだよ!ほんとうに、あにーなの?」と言って、抱きしめてくれました。どうも前回の別れ際に、本当に遠い先にならないと会えないと思っていたようです。いやはや、結構すぐだったでしょ?(笑)

かくして、すぐに一緒にいた時の感覚に戻って、あれやこれや2人で冗談を言い合いながら、寒空の下を彼女の家まで歩いて行きました。勿論、私がダニエルファンだって事は、彼女も知っているので、散々ダニエルネタでも、おちょくられましたが(笑)

そして、家に到着すると、彼氏さんにも再会。これまた久しぶりです(^-^)/ 早速、お夕飯の準備をしてくれるリンダちゃん。飲み物は何にする〜?と言われて、候補に挙がるは、やっぱりビール。すると、彼氏さんが「ね、これ知ってる?」と言って、1本のビール瓶を机の上に置いてくれた。…はて?見た事ないビールだね。

すると彼氏さん続けて、「見かけは普通なんだけどねぇ、ペットボトルなんだよねぇ」とニヤリ。え?あ、あーーー!本当だ。しかもよく見るとALDIブランドだー。へぇー!

つまりは、前回留学時に始まった缶のデポジット制度が非常に不評で、当時からALDIみたいに格安で売ってるスーパーでは、缶回収に人件費がかかるからなのか、とにかくもうビールを売らなくなってしまってたんだけど。それじゃあ、やっぱり客から不満は出る訳で、困った彼らは、ペットボトルで独自の製品を作ってしまった…という事らしい。ははぁ。

かくして、味に違いはあるのか?ってーんで、彼氏さんが「試してみなよ」とお勧めしてくださいまして。「缶だと鉄っぽい感じがするけど、ペットボトルだと、そんなに変わらないよ」とは、彼氏さんの感想なんだけど、実を言うと私にとっては、缶も瓶も変わらない味だったりして(^^; というのも、500ml瓶だの缶だの開けたはいいが、全部は飲みきれない…というか、一気に飲むのはもったいなかったので、半分残してペットボトルに入れて保存していたんだよね(^^;

で、案の定、何も変化は感じず、いつも通りの美味しいビールなのでした(笑) いやはや。

そうこう話しているうちに、リンダちゃんは夕飯の支度が出来て、さぁ、いただきまーす(^^) 本当はいろいろ料理したかったんだけど、急な展開だったので用意できなかった…とのこと。ほんと、すいません。急で(汗)

しかし、あなどることなかれ。ドイツの夕飯は、確かにKaltes Essen(冷たい食事)で、パンにチーズが普通だったりするけど、このパンとチーズが美味しいんだな。いやぁ、幸せ。おまけにデザートにと、ベリー系のソースがかかったアイスクリームまで用意してくれました。きゃーん、べりー系大好きなんだよぉう。

その際、リンダちゃんが「じゃあ、冷凍ベリーを…えっと、えっと」と何か言おうとして「auftauchen(浮上させるね)」と何やら意味不明な展開に(笑) すると彼氏さんが「それは『auftauen(解凍させる)』でしょ(笑)」と教えてあげていました。へぇー。解凍させるって、auftauen って言うんだ。勉強になったなぁ。

ついでに彼氏さんには、携帯の話題でも興味深い情報を教えてくれまして。というのも、彼らの携帯はプリペイドじゃなくて、ちゃんとした契約の物なんだって言うから、さぞかし高いんだろう…と思ったら、e-plusで月額最低9.95euro(1343円程)ってコース(Privat Tarif Plus)があるんだって。つまり、普通のコースは月額の基本料に通話料が上乗せになるけど、このコースだと基本料はなくて、通話料だけを請求されるんだそうで。その代わり、通話料の合計が9.95euroに満たなくても、必ず9.95euro以上は取られるようになっているので、最低でも9.95euroは払う事になるそうな。へぇ、知らなかったなぁ。

私はまぁプリペイドで十分なんだけど、何かの理由でキチンと契約せなアカン人にとっては、いいんだろうね。契約してる方が、選べる携帯本体の種類も豊富かもしんないしなぁ。

そんなこったで、最近、Kinder Überraschung(卵型のチョコ「キンダーサプライズ」)にハマってるとかで、買い置きしてあるヤツを皆で開けて、中身のおもちゃを組み立てたりして遊んだりしつつ、気付けばあっと言う間に夜中です。

2人とも、明日も学校&仕事があるので早めに寝ないとね…って訳で、リンダちゃんが最近お気に入りだと言う、中世のお城での生活を芸能人集めて再現させたTV番組、Pro7のDIE BURGを一緒に見た後、仕事部屋に用意してもらったベットで眠りにつきました。おやすみなさーい(^^)