素晴らしい見本。
ちょいと前から、住まいが工事中。
今までも何度か改装工事があった訳だけど
今回の担当会社は、素晴らしい。
まだ工事が始まったばかりだから、技術面はまだわからないのに
何に感心しているのか?ってーと、
工事を取りまとめている現場監督さんの住人への告知文。
連日、ポストを開けるとお知らせが入ってて、
次々と次に取り掛かる工事の内容と
結果、住人達に取って、どんな影響があるのかを
わかりやすく伝えている。
お知らせは、デザイナーの目から見たら、そんなたいした構成ではないけど
でも、ちゃんと「わかりやすさ」について配慮された物で
とにかく、その「コツコツ」感と、変な専門用語で煙に巻かずに
人に伝える事を第一に考えた文面で、ほんと素晴らしい。
例えば、凝り性だと、デザインばっかに気を取られて
肝心な文章に練りが足りなかったりしちゃうかもしんない。
それは自己満足であって、
なにより他人様に見やすく期限までに伝える事が大事だから
このある程度の質素さもまた、逆に評価出来たりなんかして。
いやー、プロジェクトって、こうでなくっちゃね。
誰が何やってて、何をやった結果、どういう成功と失敗があって、
次に何をしようとしてるから、何を用意せなアカンのか、とか
どうして欲しいのか明確で、だからユーザーは不安にならない。
欠点があっても、それをオープンにし、改善策を提案する。
対応不可能なら、何故不可能なのか、理由を明確にする。
そういう1つ1つが、「伝えよう」とする事って重要だよね。
って訳で、そんな工事の様子を毎日見ながら
私もプログラマーとして、プロジェクトの進行方法について考えるのでした。
誰にでもわかるように説明する。
耳タコだろうけど、ほんとこれ、難しいよね…。