frei

旧「anney's room」からブログ「frei」だけ引っ越し&残しました

トルコで会う日まで

7時起床。おはようございます。(一人挨拶)

TV見ながら着替えて1Fの朝食室へ。久しぶりだな、ホテルの朝食。ここのメニューは、どんな感じかな〜♪中に入ると、適度にパンもチーズ・ハムも種類が揃ってるけど、取ってきて食べてみると、味は特徴がなくてイマイチ。うーん、残念。でもハンブルグの時より美味しいです(^^) ご馳走さまでした!

さて、今日は10時半にトルコ人のオズちゃんと駅前で待ち合わせ。駅構内でブラブラしながら、本屋なんかを見て待っていても、どうも彼女の姿は見かけないので、もしかして車で来るのかな?と思ったら…はい、正解。オズちゃんの運転で、来てくれました!久しぶり!(^-^)/

…と思ったら、急いで来て!と招かれて、彼女の駐車中の車に乗り込むと、後ろには彼女のご両親が。あらまぁ、初めまして!(^^)/ ・・・・・って、あの、独語通じるの?(^^;?

いやはや、不安的中。独語はわからないけど、英語なら少しね…とは、お母さん。お父さんはトルコ語以外全く通じないらしい。どーん。確かにご両親が来独中だとは聞いていたけど、観光にご一緒させていただく事になるとは。でも、まぁ、なんとかなるでしょー。

それにしても、オズちゃんとは昨年の12月頃以降、連絡が途絶えてしまったので、どうしていたんだろう?と思ってたんだ。しかも、本当だったら旦那さんの出張の都合で来日するって予定だったから、あれから音沙汰ないのを不思議がっていたんだけど。実はオズちゃん、妊娠中なんだそうな!おぉー!おめでとぉう(^-^)/

だのに旦那さんは丁度、日本に韓国、アメリカと続けて出張する事になってしまったので、一人で過ごすのは心細いだろうって事で、ご両親がすでに三ヶ月前からドイツに滞在していたんだそうな。なるほど。おまけに、たまたま私と同じように、ご両親は明日トルコに帰国しちゃうそうで、今日はその前にお土産購入や観光をしておきたかったんだって。

そんな訳で、こうして一緒にハイデルベルグ観光をする事になり、とりあえず、最初は中心地の駐車場に車を置いて、Heilig-Geist教会の側の広場で、オープンカフェに入って朝食を取ることに。あ、私はもう食べたから、いいよ…と言おうと思ったけど、メニュー見たらホテルで食べられなかったRühreier(スクランブルエッグ)を食べたくなってきたな(笑)

そんな訳で、結局、コーヒーとスクランブルエッグにパンを注文してみると…ふふふ、いい塩梅にフワフワに焼きあがっていて、塩加減も私好みの卵がやってきました。いただきまーす。んー、おいしいぃ(^-^) すると、よっぽど美味しそうに見えたのか、隣にいたお母さんも同じものが欲しいとのこと。すぐに注文するも、段々お客さんが増えてきてるのか、なかなか出来上がりません。あらら。

かくして、すっかり食べ終わっちゃった私は、オズちゃんに早速、お土産の風呂敷を渡すと、先日のユンちゃんと全く同じ反応で「これってスカーフ?」と聞いてきます(笑) あ、やっぱり用途がわかんないよね(^^; すると実はオズちゃんもお土産があるんだー…と言って手渡されたのは、今川焼きを一回り大きくした程度の大きさの、何か固い黄緑色の物体。ん?なんですか、これは?

って、こちらは正真正銘「Dolai Lama」という、スカーフなんだそうで。圧縮して、この形に固めてあるんだって。面白いのは この商品の側面に、何やら小さい硬貨も商品もとろもにビニールコーティングされていて。何かと思ったら、これはトルコの硬貨で、実際に使えるお金なんだって。というのも、この商品、5.95YTL(新トルコリラ)なんだけど、例えば、6YTLで支払うと、お釣りに0.05YTL(=5Ykr)返ってくるじゃないですか。でも、いちいち0.05YTLを用意してお釣りで返すのは面倒なので、商品の値段を6YTLにしておいて、商品自体に0.05YTLを同梱したそうな。なるほどー。それにしても、オズちゃんは、この0.05YTLって、たいした金額じゃないんだよって言うんだけど、一体いくらなんだ?(※追記:1YTLは、85円らしいので、0.05YTLは、4.25円かな?)

そうこうしているうちに、やっとお母さんのスクランブルエッグが到着。ご両親がお食事する間に、そういやぁ、来日したはずの旦那さんの感想を聞きだしてみる。会社の人がついてたし、自販機も町のあちこちにあるから、特に不自由する事もなく過ごせたようで。・・・感想終了。ちなみに同時期に韓国に行ったらば、便利な通訳サービスがあったとのこと。携帯電話で特定の番号に電話すると、韓国に住む独語のわかる人が応対してくれて、そのまま電話を介して、様々な場面で通訳してもらう事が出来るそうな。へぇー。なんか確かに聞いた事あるなぁ。日本には、そーゆー仕組みってないんだっけ???

さてさて、ご両親もお食事が済んだようなので、そろそろ観光出発しようか…と思ったところで、オズちゃんが少し席をはずしたので、私はご両親と通訳なしで会話続行する事に。え、えーっと(^^;

とりあえず、英語は出来るはずのお母さんですが、やっぱりどうにもお互い英語の発音が悪くて、イマイチ理解しあえない(汗) そこで片言で会話になりそうな(笑)、トルコ語を教えてもらう事に。どうやら、お母さんは三ヶ月のドイツ滞在で、少しは独語もわかるようになったらしいので、独語も少し交えてるも、どうにもこうにも…トルコ語は発音が難しいーっ。カタカナでメモりながら発音してみて、お母さんに確認してみるんだけど、何度言っても、イマイチ正確な音にならない。ふー。その点、独語は発音が簡単で有難いなぁ(笑)

戻ってきたオズちゃんに、早速トルコ語で何か言ってみても、かろうじて通じたか?程度。うーん、使い物になるには、相当時間かかりそうですなぁ。でも、例えば「お茶」は「チャイ」と言うんだそうで、何気に知ってる言葉がトルコ語だったりするんじゃないか?という感じも。すると、お父さん曰く、日本語とトルコ語は起源が同じだとかで、文法も似ているから、覚えやすいと思うよ、とのこと。えー!そうなんだ?

おまけにお母さんは、かつてトルコで国語の先生だったそうで、すでに引退はしちゃったけど、トルコに来ればトルコ語教えてあげるからね、とのこと。あらそうなんだ。そこで突然、お母さんが「cheap」だか言うので、「授業料を安くして教えてくれる」と言っているのかと思いきや、オズちゃんがお母さんに確認すると、お母さん、ちょっと慌てて違う違うと言っている模様。本当は「無料で」って英語で言いたかったんだって(笑) あはは。かわいいお母さんだなぁ(^^)

そんな訳で、いくつかトルコ語を習ったので、メモ。

lecker(おいしい)→nefis[ねふぃす]

Tee(お茶)→çay[ちゃい]

gratis(無料)→bedava[べーだーば]

ja(はい)→evet[えべっと]

nein(いいえ)→hayır[あーいやっしゅ]

ich auch(私も)→ben de[ばんで]

schön(綺麗)→güzel[ぐざーる]

Guten Morgen(おはよう)→günaydın[ゆないでん]?

Gute Nacht(こんばんは)→İyi geceler[いんげしぇらっし]

(※「Nützlich - nur ein wenig türkisch lernen」などに簡単なトルコ語が載ってます)

さて、それじゃあ、そろそろハイデルベルグ観光しましょうか。とりあえず、ハイデルベルグと言えば、観光名所は城なので、登山鉄道で城へ行く事に。でも、今回は、まず登山鉄道駅の頂上Königstuhlを目指してみましょうか。いやぁ、初めてだな、頂上は。

往復で料金は、大人1人で8euro(1160円程)也。みんなで車両に乗り込み出発すると、オズちゃんはCANONの一眼レフデジカメで、景色をバシバシ撮影しまくり。いやぁー、いいなぁ、一眼レフ(笑) 普段は欲しいと思わないんだけど、こうも景色が綺麗な所だと、やっぱり欲しくなるやねぇ。

私は隣で200万画素のデジカメで、映像を撮影中。ご両親は「あっちの景色のがいいよ」とか「ここに座っていいよ」とか、いろいろ親切さん。さっきのトルコ語レッスン(?)で、すっかり打ち解けてくれたみたいです(^^) ありがとうございます!

いやぁー、途中の駅で、登山電車を乗り換えて着いた頂上は、想像してたよりも人が多いし、ちゃんとレストランらしきものもあって、にぎわっています。早速辺りをブラブラ歩いていると、斜面ではパラグライダーをつけた人が数名、今から飛び立つ所。ふわっと舞い上がると、ひゅるひゅると辺りを大きく旋回しながら、遠くへ飛びたっていきました。すごーい。いいなぁ。気持ち良さそうー!って、自分は高所恐怖症なんだけど(^^;

すると、その斜面に「マシンオタク」な私がワクワクするような、記念メダルマシンを発見。1euroと0.50euro硬貨を入れると、0.50euro硬貨をその場でプレスして、出してくれるそうですよ。とは言え、使える硬貨を、こうもペチャンコにしてしまうのは、やっぱりどこか躊躇。

という訳で、サクっと諦めて、引き続き歩いていくと、見えてきたのはTV塔。その先にも、ジョギングコースだか、山道が続いていたけど、妊婦さんと病弱な人間(私)のご一行なので、そこは無理せず、アッサリ引き換えして、登山電車で城まで降りることに。

そして、城の前にあるセルフサービス式のレストランで一休み。私は、LANGNESEサッカーボール型アイスを買って、1euro(145円程)也。ご両親とオズちゃんも、何か買ってきて一緒に1つテーブルを占領し、また話し始めると、今度は子育ての話題に。あれだけ努力して、やっと掴んだドイツSAPでのお仕事だったけど、どうするの?って聞いたら、6月で辞めちゃうんだって。なるほど、子育てに専念するんだね…と思ったら、実はそれだけじゃなくて、旦那さんもドイツSAPを辞めて、母国に帰るんだそうで。そっかー…確かに異国の地で出産なんて不安だろうし、その気持ちはわかる気がするよ。でも、今度ドイツに遊びに来ても、オズちゃんは ここには居ないんだなぁ…。

オズちゃんもご両親も、今度はトルコに来なさいね(^^) と言ってるし、オズちゃんの親戚が確か沖縄にいるので、いろいろ日本からトルコへの行き方とか詳しいみたいだし、確かにこりゃ、トルコに行かないとオズちゃんに二度と会えないのかもしれない。うーん、今度はトルコ行きかぁ…。

晴天の下、城をみんなでお散歩し始めると…あー、なつかしいな、この場所は。

初めてドイツに来た時、一番最初に観光して白ワイン飲んだ場所。

ハイデルベルグに留学で来て、同居人達と夜のお散歩した場所。

ハイデルベルグを去る前に、一人で景色を撮影しに来た場所。

前を歩くご両親は2人で手をつないで仲良く歩いてて、そんな2人をオズちゃんと「将来あんな風な夫婦になりたいねぇ」と言ってる間も、彼女はあちこち写真撮影。あ、そっか。彼女もそろそろドイツを離れるから、こんなに記念撮影してたのか。

城壁から下を眺めてみると、羊達がいたり、芝生に寝転がってる人達がいたり、ゆっくりした時間が流れたところで…そろそろ歩き疲れたから、街に戻りましょう。

登山電車で下まで降りて、さっきの教会前まで移動したら、今度はお母さんがドイツ土産を買いたい、とのこと。一緒になってお土産を見てみるものの、うーん、ちょっといかにも観光地っぽい物ばかりなので、私は遠慮しておこうかな(笑)

さてと。そろそろ私も疲れてきたから、明日に備えてホテルに戻ろうかな。オズちゃんは、もっと一緒に橋なんかも散歩したかったようなんだけど、ご両親もお疲れのようだし、私も今日は荷造りしなくっちゃね(^^;

するとオズちゃんが、駅まで車で送る、と言うので、素直に有難く従う事にして、一緒に駐車場まで戻ると、気付けば車の駐車位置に何やら「女性オンリー」と看板が。あれ?こんな看板あったんだ?でも、なんで女性専用?と思ったら、ここは地下駐車場なので、女性が暗い中で歩き回って駐車位置まで移動しなくても済むように、出入り口に近い位置を女性専用にしてるんだってさ。なるほど、知らなかったなぁ。

こうして、車で駅に到着すると、駐車スペースがうまく見つからなかったので、足早にご両親とオズちゃんにお礼を言い、また会おうね、と別れました。ご両親も気をつけて帰国してくださいね!(^-^)/

その後、駅で夕飯にFleischkäsebrötchen(フライシュケーゼサンド)を買ってから、徒歩でホテルへ。あー、明日はとうとう帰国です。センちゃんとは、とうとう連絡取れなかったなぁ。残念。彼女への日本土産は明日郵送するとして、日本の友達へのお土産購入するために、早起きしてハイデルベルグを出発しないと。

ふー、それにしても。

なんか皆ドイツから離れていっちゃうなぁ。って私自身もそうだけど(苦笑)

ほんと、今度はトルコも行かなくっちゃ。

これが最後にならないように。