frei

旧「anney's room」からブログ「frei」だけ引っ越し&残しました

燃えた記憶。

ぅおー、確定申告書き終わったー!

意外に確定申告書等作成コーナー、便利だね。

必要な数字と内容記入するだけで、

だいたいのフォームが出来ちゃうの。

でも、何故か最後に印刷ボタンを押したら

Acrobatが起動しなかったので、

結局全部手で用紙に書き写したけど(笑)

旅日記はコツコツ書き始めたのだけど

訳あってペースが遅いので、

とり急ぎ、書いておきたい思い出を1つ。

それは今回初めて訪問したワイマールでのこと。

特に私の興味があった場所ではなかったんだけど

Jenaの観光ついでに、

おにーちゃんに連れていってもらったんですが。

これが大正解。

ちなみに、ワイマールと言えば、

ゲーテにシラーにBauhaus。

…と言われても、

独語習った者としても、デザイン史習った者としても

特にこれまた追求したい訳でもないのだけど(^^;

だってゲーテ、難しいんだもん。

まぁ、それは置いておいて。

一軒のお店で、祖母に送ろうと絵葉書を眺めてたら、

とある絵葉書を指して おにーちゃんが

「あー、これ綺麗だったのに燃えちゃったんだよね」

と教えてくれたのだけど。

それは1つの古い図書館の綺麗な写真で。

「Herzogin Anna Amalia Bibliothek」という図書館で

ユネスコ世界遺産にも指定されていたらしいのだけど

ロココ調の広間が、昨年9月2日に火事で焼えてしまったそうな。

そこには古い貴重な本や彫刻・絵画も収められてたんだけど

焼けてしまったり、消火作業中に水をかぶってしまい

復元するのが困難な本が50000冊とか。

広間の屋根は焼け落ちてしまい、

今は空から光が挿す広間の跡は残っているらしい。

火事の様子は、写真が残っていて

公式サイトでも見る事が出来るんだけど

なんだかあまりにも痛々しいのです、これが。

火事の1ヵ月くらい前に撮影した写真と

火事の後の写真が比較してあったりして

「あったはずの物」が

今そこにはないって事を感じたり。

別に専門外の分野だから、

この図書館の貴重さをわかってる訳でもないけど

それでもなんか、ずーんと来ました。

そんな訳で、例の絵葉書、

実は価格は1euro(135円程)なんだけど

そのうち、0.40euro(54円程)は

その図書館を復活させるためのカンパ金として

寄付されるとのこと。

現在の図書館勿論、早速買っておきました。

ほんと、ほんのわずかで、すいません…って感じですが。

ちなみにその図書館への寄付を募るためか

「Nach dem Brand」という展示会を開催中でした。

2月20日までResidenzschlossのホールで開いてて

入場料は4.50euro(607円程)だそうです。