さよなら漢方?
三十路過ぎると、仕事探しも難しいやねぇ。
って、希望する仕事の条件が、相変わらず難しいからなのは
自覚しておりますが。
なにより身体が弱いのが、仕事探しの大ネック。
従って、健康になるのが職を見つける近道なはずなのに
そのためにお金がかかり過ぎたので
「漢方を続けるために、仕事してお金を稼ぐ」という
本末転倒な状況になりつつあったりして(苦笑)
そこでここ数ヶ月、漢方薬局に行く度に
「お金がないので、量を半分にするなりして
安く済ますことは出来ないでしょうか?」と相談してきたものの
毎度「もう少し頑張ってみましょう」と説得される私。
そこへ丁度、母が通院している病院で
新たに処方されたのが、私が飲んでいるのと同じ「防已黄耆湯」。
「オースギ防已黄耆湯エキスG」で量は1袋7.5gなんだけど
保険が効いているからか、診察料と漢方薬2週間分とマッサージ料、
全部で1,700円程だったとか。
漢方薬だけの値段は、わからないんだけど
マッサージ料は300円だった、と以前言ってたので
少なくとも、漢方薬は1,400円以下。
せ、せんよんひゃくえんいか…。
ちなみに私が飲んでいるヤツは、
1日で630円するので、2週間分だったら8,820円。
例えば、私が飲んでいる漢方薬に保険が効いたとしても
8,820円の3割は、2,646円。
あきらかに母が払っている額よりも上。
「うーん、いやいや、きっとあの漢方薬局は、成分が違うんだよ」
と成分の比較をしてみると…
■オースギ 防已黄耆湯エキスG(母の飲んでるヤツ)
7.5g中:
防已黄耆湯水製乾燥エキス 3.8g
- 日局ボウイ 5g
- 日局ショウキョウ 1g
- 日局オウギ 5g
- 日局タイソウ 3g
- 日局ビャクジュツ 3g
- 日局カンゾウ 1.5g
添加物:
乳糖
トウモロコシデンプン
■一元 防已黄耆湯エキス顆粒KM(私が飲んでるヤツ)
7.5g中:
防已黄耆湯水製乾燥エキス 3g
- 日局ボウイ 5g
- 日局ショウキョウ 1g
- 日局オウギ 5g
- 日局タイソウ 3g
- 日局ビャクジュツ 3g
- 日局カンゾウ 1.5g
添加物:
乳糖
…えーっと、ほぼ同じですね。
母も私も1日に同じ量(7.5g)飲んでるし。
ついでに三牧ファミリー薬局のサイトで
防已黄耆湯の1日の単価一覧表を見ると、181円〜252円。
勿論、成分はほぼ一緒。
う"ーーーーーーーん。
やっぱりどう考えても、1日630円は高い。
相談料が、それだけ高いって事か?
って訳で、決断。
あの漢方薬局には、これでさよならしよう、と。
仕事も見つからなくて、お金がないのに
月に4万以上も漢方薬で飛ぶのは、これ以上は無理。
かくして、ネット上で適当に安いのを買おうかと思ったんだけど
送料が余計にかかるのが、相変わらず嫌で(^^;
ケチった結果、近所に薬局に行ってみました。
それに、意外と身近だったんですよ、「防已黄耆湯」って。
これを見よっ!(←ウルトラクイズ風)
12錠中:
防已黄耆湯エキス粉末 3.2g
- 日局ボウイ 5g
- 日局ショウキョウ 1g
- 日局オウギ 5g
- 日局タイソウ 3g
- 日局ビャクジュツ 3g
- 日局カンゾウ 1.5g
添加物:
タルク
ステアリン酸Mg
二酸化ケイ素
CMC-Ca
クロスCMC-Na
水酸化AI/Mg
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール
ヒドロキシプロピルメチルセルロース
こ、こっこあぽ。
あいやー、なんか結構有名な名前とちゃいます?これって。
しかも、とても病気な人が飲む漢方な感じには見えない
「むくみ 体脂肪が気になる方に」の大きな太字が。
でも、ちゃんと効能に「関節痛」と書いてあるし
中に入ってる説明文書には
「コッコアポL錠」は、漢方の古典といわれる
中国の医書「金匱要略」に収録されている「防已黄耆湯」という漢方です。
と記載されてまして。ちゃんとした物らしい。
瓶に入った錠剤達の色合いも、
今飲んでる顆粒のものと同じような感じ。
なーんだ、じゃあ、これでいいじゃないの。
ちなみにお値段は、180錠入りで 2,782円也。
これだと15日分なので、足りないところですが、
微熱も治まってきたことだし、
様子を見ながら減らしていこうかな、などと思ってるところです。