いかに我が家が狭いかを訴えるには?
ドイツで生活すると寮にしろ、WGにしろ、
いくら狭い部屋に案内されても、私にとっては広い。
友人達の家も何軒かお泊りさせてもらったけど、やっぱり広い。
たとえ団地のようなところでも。
だから久々に我が家に戻ってきて、自分の部屋を眺めると、
四方八方、物で埋め尽くされていて
自分自身ですら「うわー」と思ったりするんだな、これが(笑)
でも、私は狭いところが大好きだから大丈夫。
しかし、これじゃあ、外国からだれか日本に遊びに来てもらっても
ホテルをお勧めせざるを得ないよなぁー。
という訳で、そんな狭さを体感(?)していただくために
ドイツの友人のために、私の部屋をQuickTime VRでパノラマにしよう!と
ここ数日、写真撮影と加工方法研究をしておりました。
主にKEN-ichiさんのサイトを参考にさせていただいたところ(多謝)
とにかく無料でなんとかするには
Appleのサイトで配布してる「QTVR Make Panorama 2」を使わないと
パノラマなムービーには加工できなさそうだったので、それをダウンロード。
しかしWindows版はないので、久しぶりにMacちゃんを起動。ぽーん♪
で、部屋を360度写した写真が必要なので
ヘナヘナの三脚につけたデジカメを部屋の真ん中に立てて撮った写真達を
Photoshop Elementsの「Photomerge」機能を使って合成。うーむ、イマイチ。
仕方ないので、Photoshopを起動して、そっちで1枚ずつ細かく合成。
2枚の写真を各レイヤーに乗せて、
上に乗せた写真の端をアルファチャンネルでグラデーションかけて
端からだんだん下の写真が透けて見えるようにすると、おぉ、いい塩梅。
この調子で全部の写真を合成していって、360度分できあがったら
反時計回りに90度回転させて、縦型のファイルにしてから、PICT形式で保存。
このPICT書類を「QTVR Make Panorama 2」にドラッグすると
なんやらダイアログが出るので、適当に「はい」「はい」言ってると
できあがりぃー!(^-^)/
しかし。だがしかーし。今更だけど、しかーーーし。
友人のマシンは明らかにWindows。
するってーと、QuickTimeがインストールされてないかもしれん。うーむ。
すると、Javaでもパノラマな世界を表現できるというので
そのアプレットをダウンロードしに、ヘルムートさんところへ。
ここの「Java Applet und Application」をクリックしたものを解凍し、
「for QTVR」フォルダの中の「ptviewer.jar」を使うらしい。
それから、用意する部屋の写真は、
さっきの反時計回りさせたPICT書類じゃなくて、
この場合は、回転してないJPEG形式でいいらしいので
改めてPhotoshopで「meinzimmer.jpg」って名前で
jpeg形式に保存しなおして、はい、準備完了。
それからHTML書類に
<applet archive=ptviewer.jar code=ptviewer.class width=400 height=300 name=viewer >
<param name=file value=meinzimmer.jpg>
</applet>
と書いて保存したら、このHTML書類とptviewer.jarと写真を
私のサーバーにアップ。
そして、ワクワクしながらブラウザーで
アップしたHTML書類を開くと…わーい、パノラマってます(^-^)/
そういう訳で。
早速、友人にアップしたURLをメールで伝えておきましたが
どう感想を述べてくれるかなぁ…。
ちなみに、天井と床まで含めて作れる「Cubic VR」を作るには
Mac OS X上で走るソフトを使わなアカンので
OS9どまりの私のMacちゃんでは、手を出せませんでした。残念。
おまけ。
私が作った訳じゃないけど、ドイツやスイスのいい塩梅のパノラマがありますっす。