frei

旧「anney's room」からブログ「frei」だけ引っ越し&残しました

帰ってきた旧正書法。[2]

ディベート」って、仏語だったのか。

…って、いや、独語の方面から見ると

仏語から借用している単語なんだー…って事なんですが。

語源辞典によると、bataillon(大勢・大隊) の意味が

そもそも伊語の battaglia(殴る/打つ) に関係していて

そこに強調の de をつけたもんが

どういう訳か Wortschlacht(言葉の喧嘩) の意味になり

それが訛って、Debatte[ディベート] になった模様。

まぁ、それは置いておいて。

ゲーテ・インスティトゥートゥ理事長の

正書法改正問題についての見解が tagesschau に出てました。

Debatte um Rechtschreibreform

Goethe-Institut für neue Regeln mit Korrekturen

生徒が混乱してます。

今までの新正書法への改正についての

討論は、一体なんだったのっちゅーの。

だいたい反対だって言うなら、どうして最初から反対して

正書法で通しぬかなかったのかしら?

適当に超意訳すると、こんな感じでしょうか。

ほんまに、そうですよ。

こんな調子じゃ、何が正しいんだか、わかりにくくなっちゃって

ますます独語習いたい人、減っちゃうじゃん。

どっちかダメとか、新旧どっちもOKとか、とにかくハッキリしてくれ。

それにしても、私の訳し間違いか、気のせいか(?)

この理事長が、ついでにこう言ってような…(汗)

正書法の改正(箇所)は、外国から見れば、

もっと広範囲でもいいと思う程ですよ。

ウムラウトを ae, ue, oe に書き換えるとか。

エスツェットとsを同じにしちゃうとか。

大文字・小文字の扱いにだって、考え直してもいいんでは?

え"、えぇーっ。

り、理事長っ、それはいくらなんでも、考えすぎですよ。

ウムラウト、私、大好きなんっすっ。

書く時に苦労したりしてないし、別に大して他の言語と比べて

ウムラウトが覚えにくいなんて事はないし。

エスツェットだって、β[ベータ]みたいで面白いじゃないですか。

確かに、何が s で ß なのか、覚えにくい時もあるけど

個人的には、dass よりも daßのが好きなくらいです。

…と、ここで私が騒いだところで、どうにもならず。

あー。どうなるんだろー。ほんとに。

ちなみにここ

この問題に対する考えを投票できるようになってました。